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2024-03-27 00:00:00

4月 片頭痛が多い季節

春は五行の関係性でも、春=肝=怒りなどのキーワードがあるように、肝臓が疲弊しやすい季節であり、怒りの感情が強くなりやすい季節でもあります。

 

五行で肝は“木”に属しています。

木がすくすくと上に成長するように、肝もまた昇発という上に伸びようとする働きを持っています。

ようするに春は、この作用が強く氣が上昇し過ぎてしまうため、氣逆をおこし

頭痛・耳鳴り・めまい・顔の発赤・氣が逆上(怒りっぽい)というようになりやすいのです。

 

春の前の季節は冬。

冬は動物たちが栄養を沢山溜めこんで冬眠するように、人間も同じで溜める力が高まります。

それは栄養も溜めますが、不必要な毒素も溜めやすいということです。

 

それらを春になると懸命に解毒しようと過活動するため肝臓が疲弊しやすいのです。

また春は物事の創生を意味するので、ある意味怒りのような突破力は必要なのです。

 

ですが、“過ぎたるは、なお及ばざるが如し”

怒りが強すぎてもそれでは困りますね。

 

深呼吸したり、自然な甘みを摂ったりしてコントロールを心掛けましょう!

 

立春から数えて88日目の夜を八十八夜といい、この日に摘んだお茶を飲むと長寿になると云われます。

また八と十と八で米になるので縁起の良い農業の吉日とされています。

 

ちょうど春の土用と重なり、土用は土を掘り起こしてはいけない時期と言われ、この期間は土木工事などは避けた方がよいとされます。

 

二十四節気だと穀雨あたりは湿気も多くなり気分まで湿っぽくなりやすいです。

溜め込むのは良くないので歌ったり軽い運動をしたりして発散を心掛けましょう!

 

脾土に属すよもぎ茶よもぎ餅がオススメです。

またお灸にも使われている物なのでお灸もよいでしょう。

 

 

 

 

 

3月中旬~4月初旬くらいは、敏感な方は片頭痛が起きやすくなります。

 

片頭痛とは血管運動性頭痛のことであり、脈打つような片側性の頭痛や吐き気が特徴です。

 

高気圧時は交感神経が優位になり、

血管は収縮します。

 

低気圧時は副交感神経が優位になり、血管は拡張します。

 

そのため、自律神経の揺れ幅が激しい日は、天気がどんよりした曇り気味の日や雨天時には急に血管が拡張し、

 

側頭部の血管の周囲に走っている三叉神経を刺激し、ズキンズキンと痛みだします。

 

 

軽いものであれば、氷水袋などを痛む部位に当てれば治まるかもしれません。

(拡張した血管を冷やして収縮させるため)

 

しかし、頭痛というものは色々なタイプがあり、

今までに経験したことのない頭痛などは安易に自身で鎮痛剤を飲むなどの対処は避けて、

信頼できる医師などに一度相談することをおすすめします。

 

予防対策として、

①規則正しい生活

②夜型の生活を避ける (22時~午前2時は睡眠のゴールデンタイム!)

③その日にためたストレスはその日の内に解消

④一日一回3分間 深呼吸をする

⑤頑張り過ぎないのも大事!

を意識して自律神経を整えましょう!