★妊娠中の母体の変化
妊娠中に表れやすい変化をまとめてみました!
特に初産のかたは色々心配や不安もあるかと思いますが、下記のような症状を感じるかたも感じないかたも様々です。こんな変化が起こっているのは『私だけじゃない!』という事を知って少しでも不安が取り除かれることを切に願います。
妊娠初期(1~13週)
・乳房の膨らみと張り
・疲労
・頻尿
・つわり、一日中ある胃のむかつきや吐き気
★妊娠初期はお腹はまだ目立って大きくはないが、ウエストは大きくなっている。非常に疲れやすく、昼寝をしても夕方にはまた疲れてしまい9~10時間の長い睡眠を必要とする。ホルモンの影響により頻尿、大きくなった子宮の膀胱圧迫による睡眠の妨げ。おおよそ6~8割りの妊娠さんは朝~夕方に胃もたれを感じる。臭いに敏感になる。
妊娠中期(14~26週)
・体重増加
・腰、骨盤周囲、臀部、下肢の痛み
・妊娠線
・肝斑、髪の毛の変化
・静脈瘤、クモの巣状静脈瘤、痔
・便秘、胸焼け
・妊娠の実感が湧く
★子宮や乳房が大きくなるにつれ皮膚の突っ張りや痛み、赤いミミズ腫れのようなスジが出ることもある。エストロゲンによる影響が多く現れる。(肌の脂質が増えニキビ、髪が抜ける。くすみがない艶肌、髪の毛)
粘膜で粘液が増加するため鼻づまりが起きやすい。20~26週までには胎動も徐々に活発になり転がり、突き、スライド、リズミカルな動きを感じられるようになる。
妊娠後期(27~40週以降)
・更に体重増加
・腰、骨盤、臀部の痛みの増加
・過呼吸、息切れ
・胸焼け、便秘、頻尿、痔、静脈瘤
・足、下肢の浮腫。手首や手の痛み
・下肢が痙攣(つる)、むずむず脚症候群
・子宮下降感、腹筋離開(腹直筋)、恥骨結合離開
・はやる気持ちと不安
★胎児の成長により身体の前方への体重負荷が増え、腰、骨盤、臀部など不快症状が生じやすい。梨状筋症候群のよる臀部や下肢の痛み、痺れ。外側大腿皮神経の圧迫により生じる前外側大腿の痺れ、痛み。
不良姿勢により胸郭出口症候群(腕~手の痺れ)を発症する場合もある。
妊娠最後の数週間に入ると出産に備え赤ちゃんが骨盤の中に入り込み頭を子宮口に固定するため、息切れが緩和される。しかし膀胱が圧迫されるためトイレが近くなる。
エストロゲンのレベルが上昇すると分娩と出産が近づき妊婦の精神状態にも影響を与える。イライラしたりソワソワしたり興奮する一方で赤ちゃんや自身の体に対する不安で夢を見たりする場合もある。が、多くの妊婦さんは出産前に『もう少しお腹の中にいて欲しいなぁ』と妊婦生活を幸せに感じており、自信を持ち前向きな気持ちでいる。
※以上ざっとですがまとめてみました。あくまでも例であり、感じる症状は人それぞれです。かかりつけの医師、ご主人様や親御さん、周りの出産経験者のかたにも遠慮せずサポートを頂き(もちろん感謝は忘れずに!)出産までの妊婦生活を幸せに楽しんで下さい(@^^@)/
私の母も長く産婦人科で勤めています。母にも力を借りつつ私に出来ることがあればサポートしていきますp(^-^)q